最近、おばあちゃんのお客さんの割合が多くなりました。
平均年齢から考えてもおばあちゃんの方が世の中では
多いのは分かるのですが、おじいちゃんは年を取っても
いろいろな仕事に就いていたり、趣味などで
時間を使っている人が多いのも原因のようです。
おじいちゃんは、今まで勤めていた会社の仕事をお手伝いしていたり
時々、出社して技術指導をしているおじいちゃんも見かけます。
会社では40年間、蓄積された知恵や知識や技術が必要なことがあるのです。
ホテルなどのフロントでは比較的若い人が働いていますが、
老舗の旅館の場合は、お年寄りの方が働いていて、お客さんの受けも良いようです。
おばあちゃんの方が良い職場もあります。銀行のCD機の取り扱いや
お年寄りの服やアクセサリーを売っているデパートなどでは
お年寄り向けに、おばあちゃんの社員を配置して、お客さんとの対応をしています。
しかし、どちらかと云うと、おばあちゃんの職場の方が少ないように思います。
町中でも時間の余裕は、おばあちゃんの方が圧倒的に多いように見受けられます。
農家のおばあちゃんは、70才になっても80才になっても、
野菜の世話とか、草取りなどの仕事があり忙しく毎日、毎日を送っています。
おばあちゃんは孫の世話などもあるのですが、
その孫も、小学校低学年までで、孫の方が着いてきませんし、
おばあちゃんの方も孫のスピードに着いていけなくなります。
小学生の場合は児童館や児童センターがあり、学校が終わると
ここで遊んだり勉強したりする、こどもが多くなっています。
ウチの村では学校が退けた午後、小学生は児童センターで過ごしています。
また、中学生は部活に入っていて暗くなるまで学校にいることが普通なのですが、
部活に入っていない子供たちや、雨の日などで練習ができない子供たちの
行き場、居場所の無い子供たちも見受けます。
この子供たちの中には、家に帰っても両親が仕事でいない、子供さんが多いですよ。
現役時代、サラリーマンだった人は、自宅の庭に植えてある
花や植木などの手入れがあるくらいで、孫の世話なども一日中ではないようですし、
孫も小学生、中学生になると孫の方がおばあちゃんを嫌がるようですから、
とにかく、閑なおばあちゃんが多いのです。
今、おばあちゃんの居場所が必要です。おばあちゃん専用の喫茶店とか
趣味や勉強の為のスペースが必要のようですよ。
ではまた、サマンサでした。
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おばあちゃんの時間
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