不登校生の中学生は2~3%ほどの子供たちがいるようです。
大阪府教育委員会は3月4日、府内の全公立中学で、不登校の生徒が登校を
再開した時に利用できる教室を常設する方針を固めたそうです。
不登校の生徒は、自分の教室に戻ることに抵抗を示すため
居場所を確保することが目的と云うことです。
国の補助で市町村が校外に設置を進めている「適応指導教室」の校内版で、
市町村教委に働き掛け2005年度中に整備する事になったそうです。
府教委児童生徒課によると、都道府県レベルで全中学に不登校生徒の
適応教室を設置するのはほとんど例がないという。
これまでは保健室や空き教室などを一時的に活用していた。
同課は「常設の教室にすることで、生徒は『いつでも自分の場所がある』と
感じるようになり、登校の継続や学級復帰を促せる」としている。
大阪府内の公立小中学校の不登校児童・生徒は、1999年度から5年連続で
1万人を超え2003年度は約1万500人で、内中学生は8655人と約8割を占めている。
これを受けて不登校生を受け入れている高等学校でもいろいろな対策を
考えて不登校生の受け入れをしているそうです。
今、高校は3年間で100単位前後の授業をしていますが、
この単位を10倍の1000単位くらいにして、更に携帯電話のメールを
使って、会話形式で授業の展開を考えている高等学校があります。
特に不登校生は他人との会話をメールに頼る傾向があり、
メールによる授業は他人と会うこともなく、また、無視されることもなく、
人付き合いのヘタな不登校生に取っては便利なものである。
不登校生に取っての必需品、メールを学習に用いることで
個々の学習能力を把握でき、更に単位数を増やすことにより、
毎日、取得単位が加算され達成感を得ながら学習意欲を引き出している。
1人の先生が30人くらいを担当し、
更に教科ごとに先生の指導を仰ぐ方法を取っているそうです。
そう、自宅にいても授業が受けられることも不登校生に取っては魅力の様ですよ。
コタツの中で受けられる、猫の通信教育は無いのですかねえ。
ではまた、サマンサでした。
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