時々、遊びに来る中学生や高校生の成績を聞いてみると、
家族と自分の成績のことについて会話する時より、
友達や我々他人と会話する方が正確なことを話しているようですし、
家族には自分の成績を正確に伝えていないようです。
野球部の生徒は野球部の中では
何番目の成績で成績が上とか下とか云っていますし、
演劇部の一年生の中では何番目ですとか、
家庭では、お兄ちゃんより良いとか悪いとか、
○○ちゃん(親の知っている子供)より良いとか悪いとか
自分の成績を常に弁護して自分と同じくらいの成績の人とか
自分より成績の低い人と比較しながら、
自分は成績が良い方であると家族には伝えているようです。
ですが、クラスや学校全体の中で
自分の成績が何番であるかは充分承知していて
家族との会話の場合と友達や我々他人と会話するときには
会話の内容を変えて会話しているようです。
成績のことを親にうるさく云われているのでしょうか、
それとも親を歓ばせたり、安心させるための会話なのでしょうか。
昔の子供のことは分かりませんが、今の子供は
常に親に気を使って会話しているようです。
子供たちが一番子供らしい姿で見える場所である家庭で
親たちに気を使っている子供たち姿がみえます。
また、子供の成績が良いと安心している親の姿も見えてきます。
子供たちの将来にとって学校の成績とは、どんな意味があるのでしょうか。
また、他人と成績を比較することの意味を改めて考えてみてはいかがですか。
ではまた、サマンサでした。
追伸、我々猫には試験がありませんから成績表もありません。
で、今日も日当たりの良いところを探して、ごろごろしています。
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成績を比較すること
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