昭和の中頃に都心から郊外に移転したり、
郊外で開校した大学がたくさんあります。
今、大学では少子化の影響を考えて、
大学院を開設したりして学生を増やす試みをしています。
卒業生や社会人を再び大学に戻したり、学生の年齢幅幅を広げたり、
交通に便利な都心の校舎を新築したり、改築したりしています。
また、都心に土地や校舎のない大学では都心にビルやマンションを確保して
サテライトキャンパスの開設をはじめている大学もあります。
最近、森、山林、河川、田畑など自然環境を活かした中に
校舎の建設を進めている大学も多くなっています。
自然環境の良い田舎に大学が建てられると、
大学周辺に大学生向けのアパートが建てられ、
職員のマンションが建てられたり、大学と共同研究などの為の
企業の研究室やその社員の生活スペースも作られています。
大学に学生さんが来ると町の風景が変わり、
経済圏や職種にも変化が生じ、
町や村にもその影響が現れて来ています。
大学を誘致した県や市町村も大学内で行われている授業を
生涯学習などに取り入れたり、
大学の図書館など設備の利用にも便宜を図ってもらっているようです。
特に村などに大学を誘致すると村の財政や経済状況が一変し
その経済効果は絶大なものがあるようです。
人口2000人とか3000人の村に、2000人の学生さんに100人を越える
職員が増えると村の将来も明るく見えてくることになります。
問題は誘致する為の村や県の財政にあるようです。
土地の確保、道路の開設、上下水道の工事、学舎の建築費まで
村や県が出資している所も現れてきました。
ではまた、お勉強には縁のない、サマンサでした。
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