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死んだときの顔のこと

快速電車の脱線事故が起きたJR宝塚線では、
「直線で飛ばし、カーブ直前で急ブレーキをかける」という
運転方法が、遅れを回復するための「裏技」として
運転士の常識になっていたそうです。
背景には、会社からの厳しい罰則を恐れる
運転士の心理や、ライバルの私鉄との競争を勝ち抜くために、
スピードアップと過密ダイヤとを追い求めてきた
JR西日本の姿勢があるようです。
救助活動を行った消防の関係者や警察の関係者、
また、救護や死亡確認を行った医療チームの人たちや、
事故現場の近所に住んでいる人たち、救助に参加した市民などが
口を開こうとしない、死者の遺体の損傷や死に顔について、
亡くなった106人の家族の証言が報道されています。
母を失った娘さんは、棺桶の中の母は明らかに首が折れていて、
目を見開いたままの状態で、
せめて目を閉じさせて欲しい、と訴えていました。
また、遺体は人間ではないとも云っていました。
母の遺体と対面して人間ではないとの証言は
想像を絶する遺体の損傷があったと思われます。
また、遺体に損傷のなかった家族は、痛さが持続しなかった、
苦しまなかった即死に、良かったと、自分の気持ちを表現していました。
ちぎれた手足や顔の部分をまとめてある遺体は、その人の家族でも
その遺体が自分の身内であることを認めたくない心理が働き、
事故後、比較的早く遺体が収容されたにもかかわらず、
四日間、仮設の遺体安置所に放置されていました。
病死などで苦しんで亡くなった時でも、おだやかに見える死に顔でも
事故死では事故の瞬間を写しているような顔になってしまうようです。
報道では直接、遺体を見ることはありませんし、
家族の証言から遺体の損傷を理解することは
難しいことですが想像はできます。
火葬場で棺桶の頭部部分の窓を明けて
最後のお別れをするシーンを想像してしまいます。
その形相は遺族にとって頭の中から離れることのないものと想像できます。
美しく着飾った遺影や、ほほえんだ遺影、
Vサインでポーズを取っている遺影が、
事故の重大さを伝えているようです。
ではまた、サマンサでした。


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  • サマンサは猫です。
  • 広報担当の三毛猫です。
  • サマンサ日記は、
  • 猫の目線から見える世界を
  • 綴った研究雑感です。



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  • 参考までに
  • 吾輩は猫である (岩波文庫)
  • 魔女の宅急便
  • アイムス 成猫用 白身魚味 7.5kg
  • アイムス 成猫用 体重管理用 チキン味 7.5kg

 


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