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戦争とは

広島に原爆を投下したB29型爆撃機「エノラ・ゲイ」の元航法士の
セオドア・バン・カークさん(84)は、
「原爆は戦争終結を早め、多くの命を救った」
と持論を繰り返す一方、「核兵器廃絶が理想だ」と話したそうです。
ジョージア州ストーンマウンテン在住で引退生活を送るバン・カークさんは、
オークリッジで開かれた原爆開発計画「マンハッタン・プロジェクト」の
60周年記念行事に招かれて、戦後60年たち、
エノラ・ゲイの乗組員12人のうち、現在、生存しているメンバーは、
バン・カークさんを含め3人に減っているとのことです。
原爆投下の瞬間の気持ちは、と聞かれたバン・カークさんは、
うまくいった、よかった、と思った。
不発だったらと心配した。爆弾を投下し、爆発した。作戦は成功だ。
マンハッタン・プロジェクト全体も成功だと思った。
これで戦争が終結する、少なくとも終戦が早まると思った。
5年間の従軍で、戦いに疲れきっていた。家に帰りたかった。
我々はみなプロの兵士集団というより、
むしろ軍服を着た民間人だった。と答えた。
また、60年たって、同じ気持ちですか、との問いに対し、
全く同じだ。変わりない。
原爆投下は必要なかったのでは、との問いに対し、
原爆投下前の段階で、日本の生産能力の85%は破壊されていた。
論理的な人間ならずっと前の段階で降伏していたはずだが、
日本は最後まで戦うと主張し続け、多くの人々が連日死んでいた。
日本本土への侵攻作戦が実施されていたらもっと犠牲は増えた。
私は真実を知っている。原爆は戦争終結を早め、多くの命を救った。
疑いの余地はない。
核兵器についてどう思いますか、の問いに対し、
核兵器は廃絶されるべきだと思う。
誰もが核兵器を持っていない状態が最も理想だと思うが、
もし他国が核を持っていたら、
米国はそれより1つ多くの核を持っているべきなのだ。
米国ではエノラ・ゲイの搭乗員を英雄視する向きもありますが、との問いに対して、
私の仕事は単にテニアン島から広島に飛行機を飛ばし、
爆弾を落とし、旋回して家に帰っただけで自分を英雄だとは思わない。
第二次大戦に参加した兵士は全員がそれぞれの役割を果たし、
私も自分の仕事をしただけだ。と答えたそうです。
エノラ・ゲイの搭乗員はアメリカ軍の1兵士として広島に来て仕事をした。
確かにその通りで、個人を責める気持ちは無いのですが、
戦争とは、このようなものなのです。
ではまた、サマンサでした。


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  • 参考までに
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