美容業界では、お腹や太股の部分やせが可能なようです。
お腹をへこませてスッキリしたり、
太股もスラッとした足にすることを、
望んでいる人がたくさんいるようです。
まあ、美しいのと、そうでないのと、どちらが良いかと云えば
美しい方が良いに決まっています。
先週、ふたりの元オリンピック選手の講演を聞く機会がありました。
元と書きましたが、一人は引退していないので
現役のスキージャンプ競技の選手ということになります。
もう一人はオリンピックで4位になった水泳の選手の方でした。
4位と3位ではメダルになるか、ならないかの違いがありますが、
時間で云うと3位との差は0.03秒遅れだったそうです。
この0.03秒を短縮するには、水の中で体の抵抗を少なくするために
体の出ている部分を、筋力を落とすことなく、やせるのだそうです。
流体力学という科学に基づいて、水の抵抗が少なくい体を創るのだそうです。
さらに、試合直前には、頭髪も剃り落とし、全身の体毛も剃り落とすそうです。
特に背中の体毛は仲間の選手にお願いして剃るのだそうです。
また、手足の爪は水を掻くときに有利なため伸ばしているそうですが、
長くなりすぎると折れるそうで、男も女の選手も、
マニキュアを塗って爪をだいじにしているそうです。
長すぎず短すぎず、競技に一番良い爪の長さがあるそうです。
オリンピックでの3位、4位は長い時間を掛けて
科学的に試合に臨んだ結果の順位で、
次ぎに試合に出るかどうかは、体力的にも
精神的にも数ヶ月の時間が必要だそうです。
また、スキーのジャンプも科学的におこなわれていて、
ジャンプしてから空中に留まり、より遠くまで飛ぶためには、
ジャンプ台で如何にスピードを出すかが問題で、
雪の温度、雪の質などで約30種類のワックスの中から現場で選ぶそうです。
70mとか100mの距離を飛ぶのに対し、5cmとか10cmの調整をするそうです。
もちろん、風向きなど気象条件も頭に入れて競技に臨むそうです。
0.01秒や100mに対しての5cm、10cmを何年も掛けて挑戦している人がいます。
ではまた、サマンサでした。
HOME ▶ サマンサ日記
0.01秒の世界
スポンサード リンク
サマンサ日記の月別バックナンバー
タグクラウド