HOME ▶ サマンサ日記


あこがれの生物、ハテナ

私はいつもこんなことを考えています。
勉強するの嫌、仕事するのも嫌、
なにかに努力することも嫌、と思っています。
いや、私だけでしょうか。
そんな時は、背中に緑の葉緑素が着いていて、お腹が空いたら、
水を飲みながら陽に当たっていると、お腹が一杯になって
眠くなったら背中を上にして昼寝して、
昼寝をしている間も背中の葉緑素で澱粉が作られていて、
食べるために仕事をする、家族を養うために仕事をする、
そんなことが必要がない生物にあこがれているのですよ。
そんな生物になりたいのですよ。
いつもこの様なことを考えていますから、
あちらこちらに同じ事を書いていますが、
私のあこがれなのです。
先日、ついに私のあこがれの生物を
筑波大学の研究グループが発見したそうです。
同じ生物なのに、半数は藻を食べて動物のように暮らし、
残り半数は植物のように光合成で生きる海洋微生物がいたそうです。
このような生物を発見した報告は今のところなく、
研究グループは、謎の、という意味で、ハテナ、と呼んでいるそうです。
海洋微生物から植物への進化を解き明かす可能性もあり、
10月14日付けのアメリカの科学誌サイエンスに発表されたそうです。
この微生物は長径約30マイクロメートルで
単細胞のべん毛虫の一種と云うことです。
和歌山県の砂浜から偶然見つかったそうです。
この微生物は体内に藻を持ちもともとは緑色で
細胞分裂して二つに分かれると、一方は藻を受け継ぎ緑色になるが、
もう一方は受け継がず無色の細胞になるという
特異な性質を持つことが分かったそうです。
無色の細胞は口のような器官が発達して
藻を与えると食べることも確認したそうです。
筑波大学の研究グループは、
これらのことから微生物の半数は親から受け継いだ
藻で光合成しエネルギーを生み出す、植物型で、
半数は捕食した藻をエネルギー源として生きていく、
動物型、であると結論付けたとのことです。
海洋微生物が植物に進化する過程では、
べん毛虫のような微生物が藻を取り込み、
藻の葉緑体だけが発達して、藻のその他の器官は退化し、
葉緑体のみが残ったと考えられているそうですが、
私のあこがれの生物がいましたねえ。
ハテナ、良い名前ですよね。
詳しくは10月14日か15日の新聞かサイエンスをご覧下さい。
人生や考え方が変わるかも知れません。
ではまた、広報担当サマンサでした。
追伸、私サマンサはいつも日溜まりやテレビの上の暖かいところで
寝ているだけ、とのご指摘ですがその通りで反論はございません。


サマンサ日記の月別バックナンバー


タグクラウド

 


I'm Samantha.

  • プロフィール
  • サマンサ
  • サマンサは猫です。
  • 広報担当の三毛猫です。
  • サマンサ日記は、
  • 猫の目線から見える世界を
  • 綴った研究雑感です。



Helpful ・・・

  • 参考までに
  • 吾輩は猫である (岩波文庫)
  • 魔女の宅急便
  • アイムス 成猫用 白身魚味 7.5kg
  • アイムス 成猫用 体重管理用 チキン味 7.5kg