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フランスの暴動

新聞各社が伝えるところによると、フランスで起きている暴動は、
フランスだけではなく、今後、他の国でも起こりうるもののようです。
フランスで先月末に発生した北アフリカ系移民の若者らによる暴動は
フランス各地に飛び火し、広まりを見せています。
移民の若年層に不満と敵意が生じ、自由、平等、博愛の
理念を掲げながら移民同化と差別問題に苦慮する
フランス社会の矛盾が浮き彫りになっているようです。
暴徒化した若者の多くは、高度成長期のフランスへ
北アフリカなどから両親が移り住んだ移民の2世、3世と云うことで、
フランスがアフリカに植民地を持っていたこともあって、
フランス政府も、フランス語を話し、
言葉の壁のない移民を積極的に受け入れていたもので、
パリ、リヨンなどの主要都市の郊外に低家賃の団地を建設し、
移民に安価な住宅を確保しているそうです。
フランスには自国社会に溶け込む
意思のある移民を受け入れる考えが一般的で、
フランスに生まれ育てば国籍取得の権利が生まれ、
その結果、現在、フランスは人口約6000万人のうち、
イスラム系だけで約500万人の移民を数え、移民大国となっています。
ですが、イスラム教徒の女子児童、生徒に公立学校でのイスラムのスカーフの
着用を禁じるなど、フランスには移民に対して
自国社会の風習や習慣を押しつける傾向があるようです。
これが、生計のためにフランスを自主的に選んだ移民1世と違って、
移民2世、3世の若者は、
生まれ故郷であるはずのフランスでの差別を受けているようです。
移民が暮らす郊外の団地での失業率は
フランス全体(約10%)の2倍以上とされ、
1人当たりの年収は1万500ユーロ(約147万円)で
フランスの平均年収よりも40%低いということです。
フランスメディアの集計によると、10月末の暴動発生以来、
全土で約3500台の車両に火が点けられ、約800人が逮捕されたそうです。
短時間で暴動の原因を取り除くことは難しいと考えられますが、
今後の日本でも、海外からの労働者が多くなると、この様な暴動も考えられます。
海外からの労働者だけでなく、ニートやフリータなどにより、
賃金差や失業に係わる暴動も考えられます。
今の日本では肌の色や宗教による差別は表面化していませんが、
今後、起きる可能性は否定できません。
圧力で抑えるのではなく、政治的、経済的解決が必要と考えられます。
フランスの理念である、自由、平等、博愛の精神を
どのように再生するかが注目されます。
明日は我が身の日本です。
ではまた、広報担当サマンサでした。


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  • 参考までに
  • 吾輩は猫である (岩波文庫)
  • 魔女の宅急便
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