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干し柿のシーズンです

飯田の市田柿は600年前から伊那谷で栽培されていた
在来の渋柿で、貝原益軒著の重訂本草綱目にもでています。
昔は渋柿の渋を、傘や雨具や提灯などの
防水や丈夫にするための塗料に使っていたそうです。
昭和20年代に干柿として商品化し、現在に至っているそうで、
今では、長野県を代表する干柿になりました。
市田柿は100~120g程度の小さな果実ですが、糖度が高く、
肉質が厚く干柿に最適な柿のようです。
皮をむき、糸で吊し、天然乾燥するとオレンジ色に仕上がり、
極上の干柿になります。
干柿は食物繊維が豊富な食品として注目されていて、
軒先につるされた乾燥風景、柿すだれ、は
伊那谷の秋の風物詩になっています。
最近では、自動皮むき機の導入や
火力乾燥の導入により生産拡大が進んでいます。
初冬の今、農家では干し柿をつるした、柿すだれ、がずらりと並び、
晩秋の日差しを受けオレンジ色に輝いている光景が
テレビや新聞で紹介されています。
市田柿、発祥の地の高森町では、江戸時代に
500本ほどの柿の木があったと云うことで、
現在は、5000~6000本あると云われています。
江戸時代から昭和にかけては屋敷内や土手、畑に使えない傾斜地などに
植えられていたそうですが、現在は、畑にも植えられ
売上金額も主役の座を占めています。
農家では皮むきや酸化防止の硫黄薫蒸をおこない、
熟してしまう前の今、干す作業に追われています。
つるした柿は1ヶ月乾燥させ、表面に白い粉が吹けば出来上がりです。
加工作業は今月下旬まで続き、年末に全国へ出荷されるそうです。
今年は、まずまずの豊作で、干し柿換算で約1500tを見込んでいるそうです。
ちょっと聞いた話しですが、干し柿の売り上げは33億円と聞きました。
30個化粧箱入りで5000円、1.2㎏がお進めと生産者は云っています。
りんご、長芋、大根、はくさいと比べると、栽培するだけでなく
加工や商品化まで農家ができる、すごい作物なのです。
ではまた、広報担当サマンサでした。


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  • 猫の目線から見える世界を
  • 綴った研究雑感です。



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  • 参考までに
  • 吾輩は猫である (岩波文庫)
  • 魔女の宅急便
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  • アイムス 成猫用 体重管理用 チキン味 7.5kg