灯油の価格が上がり、今年は寒い冬を過ごさなければいけないと、
思っている方が多いと思いますが、寒い冬には、
夏の暑いときのことを考えると、気分転換になります。
新千歳空港で滑走路などに積もった雪を活用して、
夏場の冷房に利用する実験を、この冬から、スタートさせるそうです。
クールプロジェクトと名付けられ、国土交通省や空港の関係者、
学者らでつくる検討会が千歳市で開かれたそうです。
滑走路などで、除雪した雪は現在、近くの調整池に貯めておき、
雪解け水を近くの川へ流しているそうですが、
雪は融雪剤を含んでいるため、
下流にある湖や川や林や畑など、自然への負荷が懸念されています。
クールプロジェクトでは、雪を夏場まで、
旅客ターミナルビルのとなりに、約42万㎥の雪山として保存し、
融解時に発生した、冷熱をターミナルビルの冷房に利用する計画とのことです。
雪山には遮熱シートをかぶせ、溶けるスピードを調整することで、
年間約6000万円の冷房費用の節約が見込めるそうです。
これにより、電力消費による二酸化炭素の排出量も減らせることになります。
さらに、融雪剤の使用量も減らすことができ、
周辺への負荷も減らせることになります。
来年7月の北海道洞爺湖サミットでは、新千歳空港は中継点となり、
この機会をとらえて環境対策への姿勢を紹介したい、と、
一石で幾つもの鳥を狙っているようです。
寒い冬には、夏の暑さ対策を考えることで、熱くなりましょう。
ではまた、広報担当サマンサでした。
追伸、この方法はすでに、野菜の貯蔵や米の貯蔵、
キノコ小屋や花の予冷など、多くの場所で使われています。
雪を夏まで保存するのに、できるだけ費用をかけないことが、これからの課題です。
融雪剤とは逆に、雪に撒くと雪が融けにくくなる薬とか、
薄くでも断熱効果が優れているシートなどの開発も期待されます。
また、土やコンクリートに、アルミの板やパイプを打ち込んで、
冬の間に、地下を凍らせる方法も考えられています。
これは、放熱器を逆に使った方法で、
冬の間にアルミを通して、地下の温度を下げておくことができます。
どうです、寒さを忘れて熱くなってきましたか。
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寒い冬には、夏の暑さを考えて
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