ウチの水道水は大丈夫でしょうか、心配です。
アメリカの話しですが、少なくても4100万人に供給されている水道水の中に、
処方薬や市販薬の成分が含まれていることが分かったそうです。
ミネラルがたくさん含まれている水だから、美味しいとか、
健康によいという話しはありますが、
処方薬や市販薬が含まれている水は健康への影響は無いものでしょうか。
病気の治療や予防に使われている薬が水道水に入っていると指摘された、
アメリカ政府は水道水のデータベースを再検討して、
環境研究施設や水処理設備へ出向いて、多数の専門家や担当者と面接を
実施した結果、いろいろなことが分かったそうです。
(1)24の主要都市で利用される水道水から薬剤成分が検出された。
(2)フィラデルフィアでは、処理後の水道水に56種類の薬剤ないし
その副産物が認められた。
(3)サンフランシスコの水道水からは、性ホルモンが検出された。
(4)ニュージャージー北部で85万人が利用する水道水からは、
狭心症治療薬の代謝物および精神安定薬カルバマゼピンが検出された。
(5)南カリフォルニアで、1,850万人に供給される水道水の一部には、
抗てんかん薬および抗不安薬が含まれていた。
(6)ワシントンD.C.およびその周辺地域の水道水からは、
6種類の薬剤が検出された。などなどです。
人間や家畜やペットの治療や予防に服用したり、
体に付けられたりする処方薬や市販薬は、
すべて体内で使われるわけではなく、余剰分は、
他の老廃物とともに排泄され、最終的には汚水処理設備で処理され、
川、湖、貯水池などに流されているそうです。
現在、水道水に含まれている薬剤の濃度は極めて低いものだそうでが、
人体への長期的な影響については、正確には分かっていないそうです。
しかし、最新の研究では、このような薬剤が人の細胞や野生生物に
影響を及ぼす危険があることが示されているそうです。
我々猫は、魚が好きですが、魚にもいろいろな薬が含まれていることが
指摘されていますが、まだまだ、体に影響するほどの濃度ではないため、
話題にはなっていませんが、水道水、大丈夫ではないようです。
ではまた、広報担当サマンサでした。
追伸、古くは、水俣病やイタイイタイ病の例もありますから、早めに分析をお願いします。
また、残留農薬の研究も進んでいますが、
少ないから大丈夫、ということではないようです。
明らかに、病害虫には影響があるのです。
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