新型インフルエンザが大発生すると、日本では17万~64万人の死者がでるそうです。
予防には、発生後、人々が外出を自粛することで、患者数を大幅に抑えることができると、国立感染症研究所の研究官が試算したそうです。
試算では、国内の新型インフルエンザ患者第1号の方が、東京の八王子市在住で、
丸の内に勤務するビジネスマン、と想定した場合、海外出張先で
新型インフルエンザに感染して帰国したが、気付かず、2日間、出勤した、と
仮定し、学校閉鎖や企業の事業縮小など、感染拡大防止策を取る場合と、
何も対策を取らない場合とで、首都圏で感染者の増加がどのように違うかを
コンピューターによるシミュレーションで比較したそうです。
まあ、国立感染症研究所の研究官は暇だ、などと言わないで、これも仕事です。
その結果、感染拡大防止策を取った場合、電車の利用など
外出者が普段の6割程度にまで、減った場合、国内第1号の患者が帰国してから
1週間後の感染者数は8154人で、何も対策を取らなかった場合は
12万6591人とのことで、15分の1に抑えられるとの結果がでたそうです。
1828年、鈴木牧之が栄村の秋山郷のことについて書いた、秋山紀行に、
秋山郷の入り口の、村の高札に、疱瘡が流行っている村からきたものは、
これより先、決して入ってはいけない、と書かれていたと書いています。
さらに、村の中で疱瘡になった場合は、里人の中から、疱瘡になって、
完治した人に介護を頼んだそうです。
180年前の秋山郷ではすでに、感染症の防ぎ方や免疫があることを知っていたようです。
新型のインフルエンザが発生すれば、免疫がないため、大流行になると考えられ、
感染拡大対策の一つに、外出制限があるそうです。
厚生労働省の、新型インフルエンザ対策ガイドラインの改定案には、
国内で患者が一人でも確認された場合、発生した都道府県単位で学校を休校にし、
コンサートなどのイベントの開催や混雑する公共交通機関の利用の自粛を
要請することを盛り込んでいるそうです。
新型インフルエンザが流行しなくても、冬の場合、
我々猫は、コタツ番の仕事を任されていますし、
わざわざ、寒いところに外出することもありません。
また、我々猫には、通勤も通学も、またまた、コンサートなど人混みに、
行くこともありませんから、新型インフルエンザの流行も無いと思います。
ではまた、広報担当サマンサでした。
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外出しないことが、感染を防ぐ一番良い方法のようです
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