野生に戻すということは、どのようなことかは十分理解しています。
それに、放鳥する前にも、一年間以上の訓練をしたことも知っています。
ですが、今、新潟は冬です、カエルは冬眠してしまいましたし、
ドジョウやフナなどがいる、餌場の水田には
雪が積もり、氷も張っていますし、また、外敵もいるそうです。
先日、佐渡市で放鳥されたトキ10羽のうち1歳のメス1羽が
死んでいるのが確認されたことを受け、新潟県と佐渡市は、
環境省に対し、温かい対応、を求める要望書を提出したそうです。
新潟県環境企画課の発表によると、
環境省トキ野生復帰専門家会合での、冬季間も原則的に餌をやらないことを
決めたことの見直しを求めているそうです。
要望書は、泉田裕彦新潟県知事と高野宏一郎佐渡市長の連名で、
トキの死に県民、市民は心を痛めていることを報告し、
環境省の方針について、県内では非情との見方があることを伝えたようです。
当初、想定していなかったことが生じていることからも、
放鳥トキに温かい対応が取れないか再考して頂きたい、と訴えています。
トキにとっての温かい対応とは、どのような方法がよいのか分かりませんが、
トキが野生に戻ることを望んでの放鳥ではなかったと思います。
野生に戻すとは、どのようなことなのか我々は十分理解していますが、
天気予報によると新潟県は明日からまた、雪が降るそうです。
新潟県民でなくても、心が痛みます。
ではまた、広報担当サマンサでした。
追伸、トヨタ自動車では、業績悪化を理由に契約延長を認めなかった
期間従業員に対して、契約満了後も最長1ヶ月間は
会社の寮に住み続けることを認めたそうです。
これは、当面の住居を提供し、
再就職活動を円滑に進めてもらうことが狙いとのことです。
このような、段階的な方法を考えても良いのではないでしょうか。
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心が痛みます
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