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分かっていることはやらない

人工栽培機器で栽培されている、きのこ栽培の現場を見た人は、
栽培瓶から、にょきにょき、きのこが生えて来るのを見ると、
感激して、それを見ただけで、自分でも、きのこ栽培をやりたい、
きのこ栽培ができる、と思う人がたくさんいます。
また、春、田植えをした、バケツ栽培の稲が、夏に成長して、
秋に実るのを見ると、稲作を始めたいと思う人がいます。
人材派遣会社の大手、パソナグループは、東京都心のオフィス街の
大手町ビル内で運営する地下農場、パソナ・オーツーを、
4月をめどに閉鎖することを明らかにしたそうです。
ビル側との交渉で賃料を増すことに、応じられなかったためとのことですが、
派遣会社のユニークな就農促進の試みとして、注目されていました。
都心のショールームはコストがかさみ、開設から4年で終了することになりました。
この農場は都会の会社員らが農業に触れる機会をつくるため、2005年2月、
銀行の金庫だった地下2階の約1000㎡で開設し、人工照明はLEDで行い、
稲や野菜や花など約100種類を、水耕栽培機器を用い、全てをコントロールして
栽培を可能にした植物工場で、農作業体験や就農講座にも使われていたそうです。
小泉純一郎さんが首相在任中に農業分野の先駆けの試みとして話題となり、
政府関係者も視察に訪れ、農業や企業関係者らも、約6万人が見学したそうです。
まあ、農業を知らない人には、このような植物工場は、すごいものに映ったと思うのです。
植物工場は設備投資金額が高額なことと、高額な投資をして栽培された、
稲や野菜や花が売れる金額は、投資をしないで栽培された
露地物との差はわずかなものなのです。
今までにも、農業に参入してくる、農業を知らない
大手企業がたくさんありましたが、何れも早期に撤退しています。
栽培してできた、稲や野菜や花を販売した売上金で採算が取れる農業は
中国など海外の農家ができるだけなのかも知れません。
日本の農家では、農業で採算を採るのは難しいのです。
ではまた、広報担当サマンサでした。
追伸、特に大手の企業が農業に参入すると話題にはなりますが、
それは話題にすることで、農業以外からの利益を求めているようです。
分かっていることはやらない、それが基本なのです。


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  • 綴った研究雑感です。



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  • 参考までに
  • 吾輩は猫である (岩波文庫)
  • 魔女の宅急便
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