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溜め池があります

長野県の山間部には、たくさんの溜め池があります。
溜め池の多くは、江戸時代に造られ、新田開発に使われてきたようです。
現在のように、水を必用なところに、必用だけ、必用な時間に
送ることのできる、水路もエンジンもポンプもモーターも
電力も燃料も無かった時代に、ただただ、命を繋ぐための稲を、
栽培するために造られた溜め池なのです。
溜め池は、数軒から数十軒の農家が集まって、自らの力を使って工事をしたものが多く、
皆さんの協力が無ければ、造ることができなかったものなのです。
今、この溜め池の地権者が増えています。
米は生産過剰となり価格も低迷し、政府では減反政策を進めている、現在、
地権者が増えている理由は、遺産相続によるもので、その多くの地権者は、
両親や祖父母の代に都会に引っ越して住んでいる人がほとんどで、
溜め池の存在も歴史も知らない世代が多くなっているのです。
都会に住む地権者は、先祖が住んでいたところに、
1000㎡とか3000㎡の土地があると言われると、
即、幾らになりますか、との問い合わせをしてくる地権者が多いそうです。
3.3㎡当たり、300万円とか400万円の土地に住んでいる人や、
3.3㎡当たり150万円とか200万円で購入したマンションに住んでいる人にとっては
1000㎡とか3000㎡の土地があると聞けば、すごい物を先祖が残してくれた、と
その価値に期待する気持ちは分かりますが、このような場所での土地の価格は
3.3㎡当たり50円とか相当高くても1000円にはならないものなのです。
その上、売買するには他の地権者の同意も必用になりますし、
水利権も放棄しなければ売買はできません。
まあ、お金にならない土地だからこそ、昔のままに残っているのですが、
都会に住む人に、理解して頂くには時間がかかるようです。
ではまた、広報担当サマンサでした。
追伸、このような溜め池には、ヤゴもザリガニもタニシも、カワニナも住んでいます。
もちろん、ドジョウもフナもコイも住んでいます。
土手には日本タンポポもリンドウもフキもワラビもゼンマイも生息しています。
今もこの溜め池を使って稲作が行われていますが、
現地の現在の地権者は、80歳を超える人が多くなりました。
一昨年は、この溜め池の利用者は、7人だったそうですが、昨年、一人亡くなり
さらに、現在、一人は院していますので、今年の利用者は5人になるようです。


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  • 参考までに
  • 吾輩は猫である (岩波文庫)
  • 魔女の宅急便
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