HOME ▶ サマンサ日記


車は味覚がありません

新潟県のお酒は美味しいそうですが、車の燃料は美味しくなくても大丈夫です。
飼料米、北陸193号から作った、バイオエタノールを混合した、
グリーンガソリンの販売が始まるそうです。
まあ、混合比が3%ですから、コメを原料にしたバイオ燃料というには、
いささか、誇大広告の感じはしますが、偽装ではありません。
グリーンガソリンを販売するのは、全国農業協同組合と関連企業、新潟県内JA、
新潟県、関係市町でつくる、イネ原料バイオエタノール地域協議会とのことです。
水田の有効活用のために、平成19年度から農林水産省の補助を受け、
コメ原料バイオエタノールの製造と利用の実証実験に取り組んできたそうです。
減反作物として、10a当たりの収量がコシヒカリより300㎏も多く収穫できる
北陸193号の栽培を始め、コープケミカル新潟工場内にバイオエタノール
製造プラントの整備を進めてきたそうです。
平成20年には、北陸193号の栽培面積が300haに増え、総収穫量も2356tになり、
10a当たり収量が、781.2㎏に達したそうです。
まあ、猫の私には、この数値を詳しく分析できないのですが、
コシヒカリに比べるとたくさん収穫できることだけは理解できます。
実証実験では、米1t当たり445ℓのバイオエタノールができるそうで、
年間1000kℓを製造し、3%混合したグリーンガソリンを年間
3万3000 kℓを販売するのが目標とのことです。
まあ、これも電気自動車の時代になると、忘れ去られると思いますが、
農林水産省の実証実験に対する補助は平成23年度まであるそうですから、
グリーンガソリンの存続も後、2年と言うことでしょうか。
多くのバイオエネルギーを見てきましたが、従来のガソリンと比較すると
価格的に採算が取れるものはありませんでした。
この事業の存続には、国の補助やバイオエタノールの混合義務付けなど、
制度面の支援がないと無理なようです。
ですが、制度面で支援しても科学的、技術的に無理なものは長くは続きません。
さらに、北陸193号の栽培農家に支給されるのは、お金は1㎏当たり20円とのことで、
減反作物として10a当たり3万円前後の支給ということですから、
とても利益がでるとは思えませんが、家畜やペットの餌とか、建築材料とか、
お酢の材料など他に使う方法はありませんか。
車には味覚がなくても、高価なものは続けて利用することはできませんし、
栽培する農家の方も安くては継続することができません。
稲作農家を取り巻く問題は、まだまだ、簡単には解決しないようです。
ではまた、広報担当サマンサでした。


サマンサ日記の月別バックナンバー


タグクラウド

 


I'm Samantha.

  • プロフィール
  • サマンサ
  • サマンサは猫です。
  • 広報担当の三毛猫です。
  • サマンサ日記は、
  • 猫の目線から見える世界を
  • 綴った研究雑感です。



Helpful ・・・

  • 参考までに
  • 吾輩は猫である (岩波文庫)
  • 魔女の宅急便
  • アイムス 成猫用 白身魚味 7.5kg
  • アイムス 成猫用 体重管理用 チキン味 7.5kg