皇居のお堀で、北アメリカなどに生息する、ガーという魚が初めて捕獲されたそうです。
ガーは肉食性で、お堀に生息する、在来種を食べて生態系を乱す恐れがあるそうです。
お堀を管理する、皇居外苑管理事務所では通常、捕獲した外来魚を
処分しているそうですが、ガーは初めて捕獲されたため、
生きたまま保存し対策などに活用することになったそうです。
捕獲には、岩のすき間や裏にいる魚まで捕獲できるように、
感電させる方法で捕まえたそうですが、この方法だと
他の魚や水中生物も同時に被害を受けたものと思われます。
ガーは種類によっては、体長約3mにまで成長するそうです。
ペットとして輸入されたものが、琵琶湖など西日本を中心に
生息が確認されているそうです。
今回、捕獲されたものは、フロリダガーと推定されるそうですが、
誰かが放流しないかぎり、存在しない種類とのことです。
さらに、皇居のお堀には、ブルーギルなど、
5種類の外来種の生息が確認されているそうです。
これらも、日本海や太平洋を泳いで日本に来たのではありません。
ウチでも、届け出が必要なウォーターレタス、
和名、ボタンウキクサを試験栽培していますが、
成長が早く、在来種への影響が心配されています。
また、これは南アメリカ産とのことで、零下になるところでは越冬出来ません。
このため、長野県では冬季の間に枯れてしまいますが、
枯れ草が水中に残って問題になっています。
このウォーターレタスも観賞用として、日本に連れて来られたものです。
問題を起こしている、外来生物は、いつも人間の関与が指摘されています。
ではまた、広報担当サマンサでした。
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悪いのは、いつも人間の方です
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