人間も我々猫も、事故などで手足や指を失ってしまうと、
再生しませんが、傷口が固まったり、皮膚や爪は再生するようです。
また、内蔵も再生する部分と、しない部分があるようですが、
詳しいことは、猫の私には分かりません。
姫路市立水族館で、約20年間飼育されている、
国の特別天然記念物、オオサンショウウオの足の指が、
約15年かかって再生したことが確認されたそうです。
同じ両生類のイモリには指の再生報告があるそうですが、
オオサンショウウオでは初めてとのことです。
再生が確認されたのは、1987年に姫路市立水族館で
人工孵化した個体で、5歳のときに、
水槽内で仲間との喧嘩の際、右前肢上腕骨の先を食いちぎられたそうです。
その後、ちぎれた足の先に4本の指が形成され、
外見的な再生は確認されていたそうですが、レントゲン検査で、
4本の指の骨が確認され、完全に再生されたことが分かったそうです。
オオサンショウウオの生態に関しては不明な点が多いそうですが、
自然界では欠損した指の再生を確認されたことはないそうです。
飼育下での長期観察で、オオサンショウウオの指の再生過程を
確認出来た貴重なデータとのことです。
これにより、オオサンショウウオは、時間がかかったが、
エサなどの条件さえよければ
欠損した指が完全に再生されることがわかったそうです。
ところで、人間の再生医療も進んでいるそうですが、人間自身の能力で
失ったパーツが再生することには限界があるようです。
両生類には再生能力に優れたものがいるようですから、
体の構造や能力を勉強させて頂いては如何でしょうか。
いやいや、京都大学のiPSが遅いと言っているわけではありません。
引き続き宜しくお願い致します。
命をかけてお待ちしている方もいらっしゃいます。
ではまた、広報担当サマンサでした。
追伸、脳などが早く進化した動物は、体の再生能力は退化してしまうのでしょうか。
脳が進化した人は、体の再生が遅いのでしょうか。
知り合いに、勉強は苦手なのですが、怪我をしてもすぐに治る人がいます。
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人間は退化しているようです
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