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江戸、疱瘡騒動と平成、豚インフルエンザ騒動

メキシコで豚インフルエンザの感染者が見つかり、
1000人以上の感染者がいるそうで、死者は152人と報告されています。
このため、メキシコでは感染防止のために政府が市民にマスクを配布し、
また、幼稚園から大学まで3万校以上の学校が休校となり、
美術館や劇場などの公共施設も閉鎖されているそうです。
このような中で、世界保健機関の事務局長から、緊急記者会見して、
新型インフルエンザの拡大を受け、警戒水準を、
フェーズ4から5に引き上げることを決定した、と発表がありました。
世界保険機関が世界的大流行の一歩手前を意味する、フェーズ5を
宣言するのは初めてで、各国のさらなる対応策を迫られることになります。
また、各国の社会や経済に大きな影響が出ることは必至とのことです。
インフルエンザの感染予防は毎日、詳しく報道されていますので、
テレビや新聞で最新のものを確認して頂くことをお勧め致します。
本当は、勉強不足で感染予防など詳しいことを知らないのです。済みません。
江戸時代、伝染病が流行した時に、どのような対策を取ったのか調べて見ました。
先ず、幕府が行ったことは、凶事を断ち切るために改元したそうです。
また、江戸時代、疱瘡がもっとも恐ろしい病気とされていたそうで、
後遺症として顔や体に、痘痕が残りやすいため、高知県などでは、どんな器量よしでも、疱瘡が済むまでは、なんともいえない、といって恐れ軽く済むように祈願したそうです。
沖縄の宮古島では疱瘡にかかる前の新生児は、預かりものと言われ、
疱瘡にかかった後、初めて我が子とした、と伝えられているそうです。
疱瘡は疱瘡神という神様の仕業と考えられていたそうで、
この神様を、お祀りするところが多かったそうです。
高知県では昭和初期までは、種痘を行った後には、疱瘡神を、お祀りして、
3~4日間、棘のある赤い魚と赤飯を供えたそうです。
ウチにも、今は親戚の敷地になっていますが、敷地の端に疱瘡の神様の祠があります。
また、1888年頃には、鹿児島県喜界島に疱瘡が流行したとき、
金だらいやブリキ缶などを持ち出し、一斉にホーホーと叫びながら
これらをたたいて村境まで、疱瘡の神を追って行ったそうです。
江戸時代の鈴木牧之が書いた秋山記行には、村境にしめなわを張って、
疱瘡の村からきたものは入ってはいけないと書かれていたという文があります。
この秋山記行は当社の図書館にありますし、レプリカを販売しています。
また、ウチの村では、御神輿を担いで、隣村の境界まで行き、大声で追い払ったり、
村を流れる川に、御神輿を落としたり、壊したり、流したりして
疱瘡を追い払っていました。
このような、お祀りは昭和初期まで行われていました。
不謹慎な言い方で申し訳ありませんが、豚インフルエンザが
フェーズ4から5になったそうですが、空港で水際作戦に従事している人たちと
江戸時代、村境で疱瘡を追い出していた人々が同じように見えてきます。
ではまた、広報担当サマンサでした。


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  • 参考までに
  • 吾輩は猫である (岩波文庫)
  • 魔女の宅急便
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