HOME ▶ サマンサ日記


閣議決定しても、仕事をするのは農家です

政府は食料自給力強化を強調し、平成20年度の農業白書を閣議決定したそうです。
白書では、2008年9月に起きた、保管中にカビが発生したなどの事故米穀の
不正規流通問題が起こった経緯と、その対策について、説明し、今後も
農林水産省改革を実行していくことを宣言する異例の構成になったそうです。
また、食料自給力の強化に向けた水田の活用などの取り組みについて、
強調しているそうですので、今までの政府の政策を調査してみました。
調査によると、1965年頃から米が過剰になり、その対策として、
1970年から米の生産調整が始まり、これにより、休耕田が増えました。
特に、生産調整開始時には、稲作を休む農家に補助金を出したため、
休耕田は26万haになりました。
その後、休耕田へ、稲作以外の作物を奨励していましたが、
補助金は1973年で打ち切りになったため、多くの休耕田が稲作栽培に復帰しました。
さらに、1980年代に第二次の生産調整が始まり、1982年には休耕田が、
約66万haとなり、全水田面積の約22%に達しました。
さらに、市街地の水田は、宅地として売られたり、生産性の悪い山間部の小さな水田では、
転作も行われないまま、放置されている場所が激増しました。
その結果、水田や用水路や周辺施設が荒れて、回復が困難な廃田となっている
場所が多発しています。
現在も政府の生産調整は継続されていて、2007年からは農業者、農業者団体
による自主的な生産調整となっていますが、水田の面積は年々減少しています。
今後、減反政策で疲弊している農家に作付を勧めるためには、
米の価格が上がらなければ、奨励しようがありませんし、
若い人が農業に戻ってくるためには、やはり米の価格が上昇しないと無理なのです。
大臣が何人も集まって閣議決定しても、米の価格が上がって、
農業で、稲作で、生活出来るようにならないと、食料自給率は上がりません。
閣議決定してもそれだけでは、今の農家は動けないのです。
ではまた、広報担当サマンサでした。
追伸、皆さん分かっていることですが、米の価格が今の倍の、10㎏7000円とか
8000円になれば、稲作だけで食料の自給率は簡単に上がります。
ですが、この価格では、消費者が減ります。


サマンサ日記の月別バックナンバー


タグクラウド

 


I'm Samantha.

  • プロフィール
  • サマンサ
  • サマンサは猫です。
  • 広報担当の三毛猫です。
  • サマンサ日記は、
  • 猫の目線から見える世界を
  • 綴った研究雑感です。



Helpful ・・・

  • 参考までに
  • 吾輩は猫である (岩波文庫)
  • 魔女の宅急便
  • アイムス 成猫用 白身魚味 7.5kg
  • アイムス 成猫用 体重管理用 チキン味 7.5kg

 


Translation


Recent


Category