2009年版障害者白書を閣議決定したそうです。
障害者白書に盛られた内閣府の調査結果では、障害者が日ごろ差別を感じる
事例として、雇用・就業が最も多かったそうです。
就職に際してハードルが高く、また、ハードルの数が多い障害者が、
景気の悪化で不安感を強めているようです。
政府は、障害者差別を防止するため、何が差別に当たるかを
明確にする方針とのことで、内閣府が今年1~3月に障害者5071人を対象に
アンケート調査を行い、1654人から4383項目に付いての回答を得たそうです。
障害者が最も差別を感じるのは、採用の拒否や制限、職場での差別的な言動など、
雇用や就業分野が最も多く、1012事例あったそうです。
続いて重度の障害を理由にサービスの利用を拒否されたり、制限されるなど
福祉分野が726事例、治療や入院の拒否や制限など、
保健・医療分野が565事例だったそうです。
今、コンピューターのソフトには、視覚障害の方が
操作したキーボードに応じて音声で表示するものがありますし、
点字が付いているキーボードもあります。
また、聴覚障害の方にはスピーカーからの音を、
そのまま体に振動として伝える方法があります。
歩行障害の方には車椅子の利用が当たり前になっていますが、
歩行障害の方には、出社しなくてもインターネットを通じて
仕事が出来る方法も考えられます。
車や食品の品質のチェックを、インターネットを用いてカメラで
確認する方法を採用している会社もあります。
障害者は自分で好んでなったわけではありませんから、
普通の仕事に就ける方法を個人個人のレベルで考えるべきです。
雇用する会社自身も将来が見えない不況に左右されていますから、
障害者を雇う法律を作ったり、企業に強請しても難しい問題なのです。
皆さんで、障害者の仕事が出来る環境や職場を考えましょう。
国もただただ、お金を出すから雇用して欲しいではなく、
仕事が出来る環境を作るための費用の検討をお願いします。
ではまた、広報担当サマンサでした。
追伸、障害者も、人が出来る仕事をするのではなく、
人が出来ない仕事をすることを考えましょう。
お手伝いします。
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人が出来る仕事をするのではなく、人が出来ない仕事をする
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