静かな音楽を聴くと心拍数や血圧が低下するそうです。
また、逆に大音量の音楽を聴くと心拍数が速くなり血圧も上昇するそうです。
この理由は、分かっていないそうですが、なんとなく理解できます。
イタリアパビア大学の研究チームは、
音楽が心拍数や血圧に及ぼす影響を研究しているそうです。
音楽により心拍数や血圧が変化するのは、当然のような気もするのですが
科学的なデータは無いようです。
今、多くの大学で音楽をリハビリに用いる方法を研究しているそうで、
大きな音で音楽が流れていると、大きな声で話さないと、意思表示ができませんので、
音楽のジャンルにかかわらず心拍数が上がると思いますし、
小さな音で音楽が流れていると、小さな声でも会話ができますので、
心拍数が上がらないことは素人でも想像できます。
音楽による心血管への影響を研究している、アメリカメリーランド大学の
メディカル予防心臓病学センターでは、今回の、イタリアパビア大学のチームの
研究は、多くの病院で治療に用いられていると言っています。
心血管治療をしている病院では、すでに、落ち着いた静かな音楽を流しているそうです。
音楽は、潜在意識のレベルで作用し、血圧や心拍数を低下させる
効果があるということです。
さらに、イタリアパビア大学の研究グループは、クラシック音楽を用いて、
20歳代のボランティア24人を対象に、ベートーベンの第九交響曲、
バッハのカンタータ、プッチーニやベルディのオペラからアリアなどを
ヘッドホンで聴いてもらい、心血管系への影響を調査しているそうです。
心電図や皮膚モニターの数値から、音楽が盛り上がり音量も大きくなる場面では
刺激作用があり、音楽が弱くなる場面では、リラックス作用があることが
示されているそうです。
身体が自然に動いてしまうテンポの音楽は、脳出血などで麻痺した部分の
リハビリによいとか、病名や病状により、曲や音量を選択して
治療が進められることもありそうです。
さらに、患者の好みの音楽は効果が増大するそうで、カルテの血液型の隣に
好きな音楽も書いておくようになりそうです。
好みにもよりますが、高血圧の人には低い音量で、
ゆっくりしたテンポの曲が良さそうです。
ではまた、広報担当サマンサでした。
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血圧の高い人は静かな音楽が良いようです
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