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亡くなった方を生かす方法があります

アメリカが1954年3月に太平洋ビキニ環礁で行った水爆実験で被爆して、
半年後に死亡したマグロ漁船、第五福竜丸の無線長の久保山さん、当時40歳のカルテと
組織標本が国立国際医療センター戸山病院に保管されていることが分かったそうです。
また、1990年5月12日に栃木県足利市内のパチンコ店の駐車場から女児、4歳が
行方不明になり、翌朝、渡良瀬川の河川敷で遺体となって発見された足利事件では、
2009年5月の再鑑定の結果、犯人として服役していた人のDNAと、遺留物に
付着していたDNAが一致しない事が判明し、犯人として、逮捕されてから約17年間、
無期懲役で服役させられていた人の無実がDNA検査により証明され、釈放されました。
17年間、長い時間でしたがDNA検査など科学の勝利でもあったと思います。
さて、亡くなった、第五福竜丸の無線長の久保山さんのカルテと組織標本が、
国立国際医療センター戸山病院に保管されていることが分かったそうで、
久保山さんが生き返ることはありませんが、今後の医学や医療の資料として、
生かすことができれば、故人も喜ばれるのではないでしょうか。
国立国際医療センター戸山病院で、乗組員のカルテの存在が明らかになったのは
初めてとのことですが、他の乗組員のカルテも病院内に保存されている可能性も
あるとして、調査しているそうです。
久保山さんは被曝後、1954年9月に死亡するまで同病院に入院していたそうで、
カルテは、今年4月頃に病院職員が保管庫で発見され、黄ばんだカルテは
厚さ数㎝に及び、表紙に久保山さんの名前と、入院時の診断名とみられる
放射能症との記載があるそうです。カルテには、白血球の増減数や肝機能の状態を
示すデータのほか、背中が痛い、だるい、など久保山さんが医師らに
訴えたとみられる言葉も書かれているそうです。
亡くなった方の組織標本は将来の人々に残した遺言のようにも思えるのです。
難病で亡くなった方の血液など組織標本を保管しておくと将来の医学の為に
利用出来る可能性があり、すでに多くの組織標本を保管している病院があります。
亡くなった方も自分の組織が今後の医学に貢献できることを喜んでいると思います。
ではまた、広報担当サマンサでした。


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  • 参考までに
  • 吾輩は猫である (岩波文庫)
  • 魔女の宅急便
  • アイムス 成猫用 白身魚味 7.5kg
  • アイムス 成猫用 体重管理用 チキン味 7.5kg

 


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