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知っているようで知らない米のこと(6)

アメリカの米は安いのです。何年も前のことですが、知人から、
ニューヨークで買ってきた、アメリカの米をお土産に頂いたことがあります。
それを、炊いて食べたのですが、どんな味だったのかは覚えていませんが、
袋に貼られていた値札を円に換算して驚いたことが記憶に残っています。
菊、という名前の米で、円にして5㎏、550円くらいだった思います。
1ドルが120円か125円の頃でしたから、今だったらもっと安いと思います。
現在、アメリカの米は輸入されていないようで正確には分かりませんが、
参考までに、小麦粉の価格を調べてみました。
日本では、小麦の90%を輸入しているそうですが、アメリカからの輸出価格は
高く見積もっても1t、300ドル程度とのことですが、
1ドル、95円で換算すると28.5円/㎏くらいです。
先日、近くのスーパーで小麦粉を買ったら178円/㎏でした。
6倍になる理由は、輸送費とか製粉代とか梱包費などと思いますが、
正確には調査不足で説明出来ません。
そこで、アメリカの米栽培と日本の米栽培の違いを調べてみました。
最近の日本とアメリカのデータを探すことができませんでしたので、
1986年の古いデータです。
                  日本      アメリカ
農家数             433万戸    221万戸
農業用面積          541万ha 41448万ha
1戸当たりの米栽培面積 0.924ha 114.3ha
10a当たりの農地の価格 141.9万円    3.5万円
10a当たりの収量        540㎏      502㎏ 
10a当たりの労働時間     72時間     2時間 
また、米の販売価格を調べてみました。これも、ちょっと古い1988年のデータです。
        日本           アメリカ
コシヒカリ   5800円   ローズ   1178円
標準米     3800円    菊     1166円
1988年は1ドル125.5円でしたから、現在の1ドル95円で換算すると
10㎏の米は895円で買えることになります。
アメリカの米栽培は1戸あたりの面積が、日本の124倍で、農地の価格は40倍です。
10a当たりの労働時間は日本の72時間に対し、アメリカは2時間です。
また、トラクターなど栽培機器の投資額はアメリカも日本も大規模農家では、
あまり変わらないと思いますので、日本の米栽培は、単に過剰投資の様です。
農業も会社など法人にして、広い面積を栽培する方法などが考えられていますが、
もともと、国土の狭い日本では完璧な解決方法が見つかりません。
ではまた、広報担当サマンサでした。
追伸、江戸時代、川中島で米の収量を記録した古文書が残っています。
それによると、収量の多かった年は、10aあたり900㎏を越えています。
今は、美味しい米を作らないと売れませんので、500㎏ほどの収量ですが、
これは、江戸時代では不作の年の収量です。


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  • 広報担当の三毛猫です。
  • サマンサ日記は、
  • 猫の目線から見える世界を
  • 綴った研究雑感です。



Helpful ・・・

  • 参考までに
  • 吾輩は猫である (岩波文庫)
  • 魔女の宅急便
  • アイムス 成猫用 白身魚味 7.5kg
  • アイムス 成猫用 体重管理用 チキン味 7.5kg

 


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