先日、12万年前の石器が発見され、驚いたのですが、
エチオピアでは、約440万年前の地層から、
人類の遠い祖先に当たる可能性がある、猿人の頭や腰、
手足がほぼ揃っている化石が見つかったそうです。
頭骨だけのものは、チャドで約600万年前の
別の猿人化石が見つかっているそうですが、
全身骨格が分かる化石では、人類最古のものとのことです。
チンパンジーのように、足の親指で枝をつかむことができ、
森林では木登りも得意だったようですが、
地上では二足歩行をしていたと見られているそうです。
この記事は、アメリカ科学誌サイエンスに発表されているそうで
化石の人類猿はアルディと名付けられたそうです。
身長約120㎝、体重約50㎏で、小太りの成人女性と見られるそうです。
脳の容量は300~350ccで、チンパンジーに近いそうです。
また、発見場所はアワシュ川、中流域の遊牧民が暮らしている
砂漠地帯とのことですが、440万年前は森林地帯だったと見られるそうです。
人類猿は、600万年前の頭骨は発見されているそうですから、600万年以前に、
猿と人間が別れてきたのですが、我々猫や犬や人間は、
さらに、それより前に、それぞれの道を歩んできたようです。
簡単に、600万年前といわれても、額の狭い我々猫には、
600万年そのものが理解出来ないのです。
今、人間が長生きになったといっても、150歳の人はいないようですし、
我々猫も20歳くらいが長生きのようです。
600万年もの長い間、命が繋がってきたことも不思議で素晴らしいことです。
ではまた、広報担当サマンサでした。
追伸、今、日本は、少子化が問題になっていますが、この少子化を
600万年以上も命を繋いできた先祖はどのように考えているのでしょうか。
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440万年前の人類猿の骨が発見されたそうです
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