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酒税は消費者と酒造業者と政府のバランスで決めています

明治時代に導入されたビールは、贅沢品ということで、
アルコール濃度の割には、高い税金がかけられていました。
試験したことはないのですが、アルコールの度数と
酔いの関係は比例するものでしょうか。
同じアルコール度数だったら、よりよく、酔える方のお酒が、
たくさん売れるかどうかは知りませんが、アルコール度数と
税金が比例しない理由を長いこと疑問に思っていました。
もちろん、お酒やビールなどには、飲む人の好みがありますし、
味に関係なく、同じ銘柄だけを選んで、飲んでいる人もいますから、
アルコール濃度でお酒の好き嫌いを決めることはできません。
最近、ビールではないビール風味の飲み物がたくさん売られていますが、
原料が違えばアコール度数が同じでも、税率の違う理由が理解できませんでした。
調べてみたら、その理由は以外にも単純なものでした。
日本には、もともと、たくさんの造り酒屋があり、
酒屋さんは、ビールの税金が安いと日本酒が
売れなくなる可能性がある、と考えていたようです。
明治時代の選挙は15円以上の国税納税者に限って投票権が
与えられていたため、造り酒屋の多くが納税者となっていたようです。
このため、造り酒屋の意向でビールの税金を高くするようにしていたようです。
理由は単純なものでしたが、政治というものの性質を良く現しています。
大麦は高かったのか、税金をかけやすかったのか、分かりませんが
ビールは酒税法上、原料の3分の2以上が、麦芽でなければいけない、と
規定されているそうです。そこで、1990年代初めにサントリーがホップスという、
第2のビールを発売して、ビールの価格戦争が始まりました。
ホップスは麦芽の量を3分の2以下に抑えてあり、発泡酒という分類で販売しました。
その結果、消費者の圧倒的支持を受けて、発泡酒がたくさん売れたため
ビール税収が激減したそうです。そこで、政府は同じ味なのに税率が違うのは
不公平であると発泡酒を増税したため、今度はビールメーカーが
第3のビールを誕生させました。第2のビールと異なるのは、
原料を大豆に代えたことだったのです。
ビールメーカーの技術はすばらしいのです、大豆を原料にしても、
ビールと変らない味を作り出してしまったのです。
宴会の時には先ず、ビールメーカーの技術者に第3ビールで乾杯しましょう。
ではまた、広報担当サマンサでした。
追伸、またまた、第3のビールが売れましたので税収が減ります。
今後は、原料の違いではなく、アルコール濃度に比例して、
酒税をかけることになるのかもしれません。
今度は、ビールメーカーの技術者は、ノンアルコールでも
酔えるビールを作り出す必要があります。


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  • 広報担当の三毛猫です。
  • サマンサ日記は、
  • 猫の目線から見える世界を
  • 綴った研究雑感です。



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  • 参考までに
  • 吾輩は猫である (岩波文庫)
  • 魔女の宅急便
  • アイムス 成猫用 白身魚味 7.5kg
  • アイムス 成猫用 体重管理用 チキン味 7.5kg

 


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