アフリカを食い荒らす中国、というタイトルの本が本屋さんにあります。
最近まで、韓国や中国などアジアへ工場を移したり、建てたりして、
生き伸びてきた日本にとっては見たくないタイトルです。
中国はアフリカの資源開発の見返りとして、多くのプロジェクトへの協力を
実行しているようですが、日本にはできなかった、労働力も中国から送り込んでいます。
中国からの労働者は、アフリカの労働者と同じ賃金で、何百人単位で海を渡って
職に就いているそうです。
携帯電話の売り込みや設備工事、衛星テレビの受信設備工事を進めているそうです。
特に、レアメタルの採掘は、中国国内に大量の鉱脈を抱えているにもかかわらず、
先を見込んで、アフリカでも鉱脈を探して採掘しているようです。
それも、アフリカの労働者を使うのではなく、中国から労働者を大量に送り込んで
仕事に就かせているそうです。
以前から、南アフリカには30万人の華僑社会があったそうですが、最近になって、
新に50万人の中国人がアフリカに労働者として送り込まれ、全く産業が無かった
アフリカで仕事に就いているそうです。
現在、華僑や最近送り込まれた中国人労働者の合計が80万人に及んでいるそうです。
アフリカは、白人社会から華僑社会に代わっていくのでしょうか。
今、中国人たちはアフリカの環境を破壊しつつあるそうで、コンゴの国立公園内で
樹齢100年以上の熱帯雨林が手当たり次第、伐採されているそうですが、
これは、数十年前には日本人が、ボルネオの熱帯樹林を裸にしてきたという
歴史があり、日本人には耳の痛い話しです。
日本人がアジアへ経済進出した理由は、アジアに豊かさを見せただけで、
結果的には安い労働力を求めただけだったのでしょうか。
その日本から得た知識で、アジアの国々はアフリカに進出しているようです。
ではまた、広報担当サマンサでした。
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アフリカを食い荒らす中国
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