オオハンゴンソウという、北アメリカ原産の帰化植物を国道沿いの花壇に老人会の
皆さんが植えました。その花壇の世話を子供会とPTAが協力して行っていました。
オオハンゴンソウは、7月頃から9月頃まで、黄色やダイダイ色の花が咲く植物です。
高さが50~300cmほどになり、繁殖力が強く、国道沿いの花壇は一年目にして、
花壇いっぱいに咲くようになりました。
住民は、目隠しになるとか、埃が少なくなるとか、騒音も減ったとか、喜ばれていました。
ところが、広範囲に繁殖し、在来植物の生態系に影響を及ぼす恐れがあるとして、
特定外来生物に指定されたそうで、駆除作業が行われているそうです。
植えたときは、老人会は子供会などと交流ができて、老人には生きがいになるとか、
ドライバーらにも喜ばれて、安全運転にも、効果があるなどと、報道されたりもしました。
町内会では老人会にお願いして、手入れをしていたのですが、こんどは、
その町内会が音頭を取り、他の植物の生息に影響を与えるということで、
駆除することになったようです。
オオハンゴンソウは明治時代に園芸種として、渡来した植物で、長野県には、
1970年代に入ってきたそうですが、寒冷で湿潤な気候を好み、箱根でも
繁殖しているそうで、やはり、駆除活動をしているそうです。
いつものことですが、日本に持ち込む前に、検討すべき事があったようです。
ではまた、広報担当サマンサでした。
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老人会と子供会が世話をしていました
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