沖縄県石垣市尖閣諸島の日本の領海内で、海上保安庁の巡視船に
中国漁船が衝突した事件で、中国人船長を公務執行妨害の容疑で逮捕したそうです。
日中両国は、お互いの外交ルートを使って抗議を行ったそうですが、
両国が主権を主張しあう海域での事件が、両国の関係全体に悪い影響を
及ぼすことのないように、偶発的な事件として、
静かに処理しようとする姿勢は共通しているとのことです。
正体の解らない生物同士が、お互いを針や棒で突いてみて、
各々の反応を調べているようですが、何時までも、
突いて反応を見ているだけでは、前に進みません。
尖閣諸島の問題は、長いこと結論がでずに、突きあっているようですが、
沖縄県は、第二次世界大戦後、サンフランシスコ講和条約で、
潜在的な日本の主権を認めながらも、1952年4月28日から、
アメリカ合衆国の政権下に置かれるものとされました。
その後、1972年(昭和47年)5月15日、戦後27年間続いた、
アメリカ統治時代が終わり、沖縄は日本に復帰しました。
尖閣諸島は、沖縄県が琉球国であったときは誰のものだったのか、
1952年4月28日から、アメリカ合衆国の政権下に置かれていた時には、
誰のものだったのかなどが解決の糸口のようです。
今回の事件について、日本政府は、我が国の法律に基づいて厳正に対応していく、と
述べたそうです。これが、日本が針や棒で突かれた時の反応です。
合わせて、官房長官も、そもそも尖閣諸島問題について、
領土問題は存在していない、と改めて発言がありました。
日本は、繰り返し、変化のない、アナウンスをする必要があります。
日中関係を停滞させることは、経済や文化など多くの分野でマイナスになることを
両国は十分理解していますが尖閣諸島の地下資源も
両国の動揺を引き起こしているようです。
ではまた、広報担当サマンサでした。
追伸、日本には、この他にも、領土問題が存在しています。
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