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本当に、ミイラは万能薬だったのか

エジプトのミイラが中世のヨーロッパでは、貴重な薬だったそうです。
ウチの図書館にある、李時珍の書いた本草綱目にも、ミイラが薬だったことが
書かれていて、ミイラ(木乃伊)は人肉なり、と書かれています。日本でも、
天正、文禄年間(1573~1596)に、全身のミイラが輸入され薬にされたそうです。
この時代には、極めて輸入量が少なく、非常に貴重品だったため、庶民には
手の届かない薬だったようです。ところが、延宝、天和年間(1673~1684)に、
ミイラは万能薬であると宣伝されたため、ミイラ薬が爆発的な需要が起きたそうです。
このため、当時の薬屋さんは、ミイラの代用薬になるものを探し求めた結果、
ヨーロッパで、ミルラ(没薬)をミイラの代用薬として使っていることを知り、
使うことを思い付いたそうです。ミルラ(没薬)とは、ミルラの木から分泌される
樹脂で、中国で命名されたものとのことです。このミルラは大量に輸入されて
いたそうですが、これもまた、庶民が用いるには、高価だったため、さらに、
このミルラの代用薬を考え出したそうです。それは、松脂(マツヤニ)に、
2、3種の薬を混ぜ、練り合わせたもので、ミイラの代用薬のさらに、代用薬として
大々的に売り出したそうです。この松脂の薬は、値段が安かったため、庶民は
競って買い求めたと伝えられています。もちろん、ミイラもミイラの代用薬の
ミルラも、さらにミルラの代用薬の松脂も効果があったかどうかは分かりませんが、
今も、このような薬があるようです。テレビや新聞などで鐘や太鼓を使って
売られているものがたくさんあります。これらは、色が似ているから、
名前が似ているから、同じ形だから、同じ味だから、などという薬や
健康食品がたくさんあるようです。
ではまた、広報担当サマンサでした。
追伸、中国では、古くから人体の様々な部位を薬として用いていたそうですが、
日本でも同様に、脳や肝臓、人肉、人骨、肺、心臓、胎児などを病気の
治療のために利用した例が知られています。現在は、提供者から受給者へ
組織や臓器を移植する方法での治療ができるようになりました。


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  • 綴った研究雑感です。



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  • 参考までに
  • 吾輩は猫である (岩波文庫)
  • 魔女の宅急便
  • アイムス 成猫用 白身魚味 7.5kg
  • アイムス 成猫用 体重管理用 チキン味 7.5kg

 


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