宴席で、Aさんは美味しいビールを飲むために尿酸値が低くなる
薬を飲んでいると話していました。また、Bさんも医師にお願いして、ビールが飲める
薬を下さいといって、尿酸値が下がる薬を処方して頂いているそうです。
まあ、宴席でのことですから、皆さん冗談だと思っていましたが、ビールと尿酸値には
関係があるようです。尿酸値が高いと痛風になり、足の親指の付け根に、ほんの少し
触れただけでも、激痛が走るそうです。また、痛みが無くても、尿酸値の高い状態が
続くと、腎臓などの臓器に悪い影響があるそうです。尿酸値は7.5mg/dℓ以上あると
悪い影響がでるそうです。レバーやイワシなど魚介類と、野菜では、モヤシ、
アスパラガス、ホウレンソウ、キノコなどを食べると尿酸値が上がるそうです。
特に、旨味成分の多いものや植物の芽の部分は尿酸値が高くなるそうです。
ビールは麦芽から製造されています。麦芽は植物の芽で、芽には多量の
尿酸値を上げる物質が含まれているため、通風になりやすいと考えられているそうです。
ですから、美味しいものを食べながら、美味しいビールを飲むと尿酸値が上がるそうです。
ところが最近の医療情報によると、ビールを飲むと尿酸値が上がるという、
従来の常識は間違っていたそうです。
食べ物や飲み物から得られる尿酸値を上げる物質より、体の中で合成されるものの方が
圧倒的に多く、ビールや美味しいものを制限しても、予防にはならないという
研究結果が発表されました。これにより、痛風の発症にかかわる原因として、
カロリーオーバーやストレス、それに急激な運動などが上位に上がったそうです。
この最新の医療情報が正しくても、冷やした美味しいビールと美味しい肴で
乾杯する人はいないと思いますが、これからは、食べ過ぎが問題になります。
ではまた、広報担当サマンサでした。
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