アメリカ大陸が発見されたのは1492年で、石国(イシクニ)と子供の頃に覚えました。
その1492年より、約500年前に、アメリカ先住民の女性がバイキングとともに
ヨーロッパへ渡っていたとする研究が発表されたそうです。
また、DNAがビックリする話題を提供しています。母親からしか遺伝しない、
ミトコンドリアDNAを解析した結果、80人を超えるアイスランド人が、
主にアメリカ先住民由来の遺伝子と類似した変異を持つことが分かったそうで、
バイキングとアメリカ先住民が初めて、交雑した西暦1000年ごろに、
アイスランド人の血統へ入り込んだ可能性が高いとのことです。
この研究チームは系譜学的な調査により、アメリカ先住民の遺伝的変異を
保持するアイスランド人は全員、四つの家系に属することが分かったそうで、
さらに、その先祖をたどると、1700年代前半に誕生した、4人の女性に
行き着いたそうです。歴史の専門家によると、歴史的な記録には、
アイスランドのバイキングがアメリカ先住民の女性を連れ帰った証拠は
存在しないそうです。また、発掘調査やアイスランドに伝わる物語でも、
研究論文で報告されているような個人的な関係を示唆する遺物や記述は
発見されていないそうです。歴史的資料の裏付けは、DNAによる方法も併用することが
可能になってきました。世界中の人々の遺伝子情報が明らかになると、国境を越えても、
親戚が直ぐに分かります。これからの先祖探しは、
遺伝子情報を確認することで何処から来たかが分かるようになります。
ではまた、広報担当サマンサでした。
追伸、我々猫も遺伝子をたどると何処からきたかが分かるそうですが、最近は、
人間によって遺伝子操作されて誕生した猫もいますので、先祖や母親が分かる、と
言われても、研究室や研究者が先祖になる可能性があり、猫の気持ちは複雑です。
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何処から来たの
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