昨日のニュースによると、村上春樹さんは人文科学の分野で活躍した人に贈られる
スペインのカタルーニャ国際賞を受賞したそうです。知識不足の私には、どんな賞なのか
説明はできませんが、村上さんはバルセロナで行われた授賞式のスピーチで、
我々日本人は核に対する、ノーを叫び続けるべきだった、と原子力発電に反対する
意見を述べたそうです。さらに、村上さんは、福島第1原子力発電所の事故は、
日本人が体験する2度目の大きな、核の被害です。しかし、今回は誰かに、
原子爆弾を落とされたわけではありません。
どうして、こんなことになったのでしょう。答えは簡単です。効率です。
我々日本人は核に対する、ノーを叫び続けるべきだった。
我々は技術力を結集し、また、持てる英知を結集し、社会資本を注ぎ込み、
原子力発電に代わるエネルギー開発を国家レベルで追求すべきだった。
損なわれた、倫理や規模の再生は、我々、全員の仕事になります。
皆で力を合わせて、その作業を進めなくてはなりません、と20分間に渡って、
スピーチし、原子力発電への異議と災害の克服を強調したそうです。
ではまた、広報担当サマンサでした。
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日本人が経験する2度目の核の被害
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