各紙は原子力発電の是非を問う、イタリアの国民投票結果を伝えています。
イタリアの通信社は、投票率は約57%で国民投票は成立した、とした上で、出口調査に
よる反対票は90%を超すと見られ、再開反対派の圧勝が確実となった、と伝えています。ベルルスコーニ首相は投票終了を待たずに、イタリアは原子力発電計画と決別し、
再生可能なエネルギー分野の開発に取り組む必要がある、と原子力発電を断念する
意向を表明し、事実上の敗北宣言を行ったそうです。
東京電力福島第1原子力発電所の事故後、原子力発電をめぐる国民投票が
行われたのは、イタリアが初めてで、ヨーロッパでは、スイスとドイツ両政府が
将来、原子力発電を廃止する方針を固めており、イタリアの原子力発電拒否の立場が
決まったことで、ヨーロッパ各国で反原子力発電が増えていくものと思われます。
さて、反原子力発電の引き金を引いた、日本は何処に進んでいくのでしょうか。
ではまた、広報担当サマンサでした。
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福島が引き金
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