今日も、東日本大震災で行方不明になっている親族を探している人がいます。
遺体が見つからないと亡くなった実感がないそうです。災害直後は、泥だらけの
ゴミの中から家族の写真が発見され、生存を期待したそうです。
現在、ゴミ片付けが進みましたが、変わって、1mを超える夏草が繁茂しているそうで、
行方不明者を探す場所も、草に押されて無くなってきたそうです。
このような中、震災前の小学校や中学校や市町村役場や公民館のホームページの中に、
亡くなった子供さんや市民や村民の映像や運動会などイベントの集合写真が
掲載されていたそうで、そのホームページの復旧を望む声があるそうです。
被災地では、図書館も無くなり、本屋さんも無くなり、写真屋さんも閉店したままで、
出版物と言えば、仮設のコンビニで新聞と週刊誌が並んでいるそうですが、
その新聞も、節約のため一週間分を避難所から借りてきて読んでいるそうです。
被災直後は、電話も携帯電話も手紙もインターネットも不通でしたが、役場や
大きな避難所では、インターネットが使えるようになり、必要なものは
インターネットで購入でき、メールも使えるようになったそうです。
さらに、被災地では電子書籍が見なおされているそうです。電子読書機器を
持っていれば、必要なものを探して読むことができます。国が出版社に呼びかけ、
過去10年、20年の出版物を電子書籍として1ヶ所のデータベースに集めて、
多くの人が同時に読むことを前提として、1冊あたり定価の何十倍かのお金を
電子書籍提供社に支払い、学校や役場、避難所などに電子読書端末機器を
多数配布して、必要な本や資料を自由に読めるようにすることで、公共図書館や
学校の図書室が整備されるまでの何年かをしのぐことを考えているそうです。
被災地への資料の送信は著作権者の方々から、一般的な許諾が得られているようで、
新しい方法として考えられているようです。国立国会図書館では電子図書館の建設を
続けていて、現在、100万冊が電子化して読めるようになっているそうです。
また、ネット上にある、多くの貴重な情報を収集しているそうで、東日本大震災の時は
被災した各地の地方自治体や関係機関が発信する情報を集めてきたそうです。
今、被災地で、インターネットが見直されています。
ではまた、広報担当サマンサでした。
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インターネットや電子書籍が見直されています
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