高齢化社会が到来し、健康への関心が高まり、合成医薬品への不安や不信感などから、
薬用植物を用いた漢方薬の需要が増えているそうです。薬草は漢方薬の原料として、
ますます重要な地位を占めることが予想される上、日本で使われている生薬の
90%以上が海外からの輸入品です。さらに輸入品の70%から80%は中国産です。
今、中国では資源枯渇や輸出規制が進んでいることから、日本では安定供給を
図ることが望まれています。最近は米の減反政策などの影響もあり、高額で取引される
薬用植物の栽培に興味を持つ人が増えています。今、薬草の種苗を大量に作る研究も
進んでいますが、薬草の数は200から300種類あるそうで、研究が進んでいる
種類は10%以下とのことです。これからの農業も見えてきたようです。
ではまた、広報担当サマンサでした。
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古くて新しい研究が進んでいます(2)
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