絶滅の危機に瀕している、サイとサルの細胞から様々な細胞に変化することができる、
iPS細胞を作製することに、アメリカのスクリプス研究所らが成功したそうです
iPS細胞から精子と卵子を作り、絶滅危惧種の個体を新たに増やし、種の保護が
可能になるかもしれません。絶滅危惧種のiPS細胞を作製したのは
初めてとのことですが、新しい応用分野として注目されています。
植物は一定の環境で種子を保存している機関があります。
また、優秀な肉牛や豚や鶏などの卵子や精子は冷凍保存され販売されていますが、
絶滅危惧種を次世代に残すことも必要なことです。現在の科学では、難しくても
将来、iPS細胞を作るための細胞を保存して置くことで、未来の科学へ生命を
贈ることができます。研究チームはアメリカのサンディエゴ動物園で
冷凍保存している、800種の脊椎動物の遺伝資源に注目し、世界中でわずか
7頭しか生存していない、キタシロサイと絶滅危惧種でオナガザルの
仲間のドリルの皮膚細胞を同園から入手し、ウイルスを使って4種類の遺伝子を
細胞に導入し、iPS細胞を作製したそうです。
いよいよ、世界で日本の技術が動き始めました。
ではまた、広報担当サマンサでした。
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こちらでも、日本の技術が動き始めました
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