チェルノブイリ原発事故後、原発周辺で羽が白くなったり、
短くなったりした、ツバメが見つかったという報告があるそうです。
ツバメは、放射性物質がたまりやすい水たまりの泥などを用いて巣を
作りますが、鳥類は食物連鎖の上位にあり、餌を通して被爆する可能性が
あるため、ツバメに異常がないか調査を検討しているそうです。
ツバメは春先、東南アジアから日本に飛んできて、夏に子育てをして、
秋には戻っていく渡り鳥ですが、巣が汚染されていれば、雛に悪影響を
及ぼしている可能性があるそうです。山階鳥類研究所では、昨年、子育てに
使った巣を対象に、今年、ツバメが来る前に巣を取り、放射性物質の
濃度を調査するそうです。ミミズなど土の中で生活している生物や
フナやコイなど水中生物なども調査しておく必要があるようです。
ではまた、広報担当サマンサでした。
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ツバメも被害者
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