東京電力福島第1原子力発電所事故の影響で放射性物質に汚染された
稲藁を餌として与えられたことが出荷後に判明し、厚生労働省が
検査対象とした、15道県の肉牛4626頭の内、検査が確認されたのは
1630頭だったことが、厚生労働省への取材で分かったそうです。
残る、2996頭は流通先が不明になっていることも分かったそうです。
残りは、市場に流通し、消費されたのでしょうか。
一方、福島県塙町の町長は、東京電力本店を訪ね、白河、会津地方の
自主避難者も福島第1原発事故の損害賠償の対象に入れるよう求め、
高い放射線量がでて処理できない汚泥の焼却灰を持参し、福島を
分断することは許されない、と訴えたそうです。
また、白河、会津地方は蚊帳の外に置かれたが、われわれは
こんな恐ろしい灰とともに生活している、と述べたそうです。
塙町の町長は交渉後、記念品だ、と言って、灰の容器を東京電力の役員に
渡したそうです。灰は塙町など西白河郡の4町村の衛生組合の
し尿処理場の廃棄物で、1㎏当たり8000ベクレルの線量が検出され、
約3tが行き場を失い、処理場の車庫に保管されているものとのことです。
長野市でも昨年6月頃、汚泥の灰から5000ベクレルを超える廃棄物が
発見され山積みになっていましたが、こちらは、暫定基準値が
8000ベクレルに変更になったため、処理できるようになりました。
あっちも、こっちも処理方法が変です。
ではまた、広報担当サマンサでした。
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記念品ですか
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