京都大学防災研究所のグループは、福島第1原発の事故後、関東に降った
放射性物質などの調査データを基に東京湾に流れ込み海底に蓄積する
放射性セシウムを試算したそうです。その結果、荒川の河口付近で局地的に、
泥1㎏当たり4000Bqに達する場所があるそうです。また、比較的濃度が
高くなると推定されている、東京湾北部では、海底の泥1㎏当たり
300Bq~500Bqと試算されたそうです。これは、再来年の4月以降、周囲の
河川から流れ込む放射性物質が減る一方、拡散も進むため、濃度は緩やかに
減っていくそうです。また、都立葛西臨海水族園から脱走し、保護された
フンボルトペンギンの追伸です。82日間の野生生活で、東京湾内を毎日必死で
エサを得るために泳ぎ回り、肉体を駆使したことで、他の個体以上に胸筋が
発達していたことが判明したそうです。ただ、両目、特に右目が充血して
腫れた状態とのことで、結膜炎の疑いがあるそうですが、都立葛西臨海水族園の
水槽に戻ることで快復する見込みとのことです。以前の東京湾に比べたら、
水質が良くなり、ペンギンの餌になる魚がいる一方、結膜炎を起こす水質でも
あるようです。東京湾から原料を得ているとは思えませんが、江戸前寿司や
浅草海苔や佃煮も心配です。
ではまた、広報担当サマンサでした。
HOME ▶ サマンサ日記
東京湾には汚れが集まる
スポンサード リンク
サマンサ日記の月別バックナンバー
タグクラウド