放射性物質で汚染されたものから汚染物を取り除いたり、水で洗い流す作業が
行われています。環境省の指針では、落ち葉などのように、容易に除去できる
ものは手作業で取り除き、屋根などは高圧洗浄機で洗い流す方法で、
コンクリートやアスファルト、鉄板は、ブラシなどで擦り落とし、農地は
表面の土壌を剥ぎ取ることが推奨されています。汚染地域の大部分を占める
森林の除染は方針も方法も定かになっていません。除染の対象になっている
放射性物質は半減期が約30年のセシウム137、約2年のセシウム134などで、
仮置き場に3年ほど保管された後、中間貯蔵施設に最長30年間そのままの
状態で自然消滅を待つようです。除染は、生活範囲を優先に行われるようですが、
除染された生活範囲へは、大部分を占める森林から汚染物質が移動してくることが
分かっています。これでよいのかどうかは30年後、100年後に明らかになると
言っている研究者もいます。最善の方法を再検討してみては如何でしょうか。
ではまた、広報担当サマンサでした。
HOME ▶ サマンサ日記
これで、除染できるのか
スポンサード リンク
サマンサ日記の月別バックナンバー
タグクラウド