昔、長野市川中島は二毛作でしたので、今が田植えシーズンです。
川中島では、麦を栽培していましたので、麦を収穫した後の7月の上旬か
中旬に田植えをしていました。長野市では8月、夏休みに入り上越から
富山の海岸に、海水浴に出かけます。海のない長野県から行くと、
海も驚きましたが、稲の穂がでていることに驚きました。上越や富山では
4月、5月の連休に田植えをしていたのでしょうか。ところで、
俳句の世界では、田螺が鳴くそうですが、小学生でも田螺は鳴かないことを
知っています。俳句の世界は科学的ではないようです。それでも、
田螺の鳴く声を聞こうと、メダカの水槽に入れてある、お掃除をお願い
している、田螺を捕まえてみたら、水を吐くときに、ギューと僅かですが、
泣き声がしました。これを田螺の泣き声とするには、問題がありますが、
田螺の体から出た音ですから、泣き声にしておきます。世の中には、田螺を
鳴かせた俳句がいくつも存在します。これは、信濃町の田螺の声です。
鳴く田螺鍋の中ともしらざるや 一茶。次は夏目漱石が聞いた、田螺の声です。
よく聞けば田螺鳴くなり鍋の中 漱石。もう一句、ぶつぶつと大な田螺の不平哉
漱石。 また、木曽義仲も芭蕉も琵琶湖の田螺の声を聞いたようです。
田螺取義仲寺遠く暮れにけり 蛇笏。確かに、田螺は鳴いたようですが、
泣かせたのは、何時も人間のようです。
ではまた、広報担当サマンサでした。
追伸、田螺は水田を隈無く、巡回して泥の中から有機物を探して食べている
ようですから、放射性物質の影響を受けているそうで、今は、食べない方が
よいようです。
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田螺の声を聞いたことがありますか
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