京都大学大学院薬学研究科の元男性教授が公的研究費を流用したとされる
問題で、毎日新聞社の情報公開請求に京都大学側が応じて公開された資料に
よると、元教授は186業者、個人と金銭のやりとりしていたが、取引件数の
約40%、金額ベースでは50%以上が、預け金をしていたとされる、
東京都世田谷区の医療機器販売会社に集中し、同社と元教授との癒着ぶりが
鮮明になったそうです。公開された、取引記録によると全1万1796件の物品
購入の内、約40%に当たる4713件について東京都世田谷区の医療機器販売会社と
契約され、金額では総額9億7175万円の内、4億9702万円、51%を同社が
占めていたそうです。このような話題は、何時になっても、何処の研究室でも、
何処の学会でもあるようです。研究に必要な試薬や機材や計測機器が特定の
会社にしか無い場合には、同じメーカーの同じ物を多数の商社の中から入札で
落とすことになります。特に海外のメーカーにしかない、試薬や機材は、それを
必要とする研究室とメーカーとが共同研究している場合も多く、研究が進んだ
段階で、途中経過の資金繰りなどの目的で、機材の購入を約束している場合も
あるようです。想像ですが、この元男性教授は、共同研究していた薬品メーカーか
計測機器メーカーに就職するこが約束されているのかも知れません。
研究中の医薬品の中には、莫大な金額が補償されている薬が存在するようです。
これは、あくまで想像です。
ではまた、広報担当サマンサでした。
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