東京電力福島第1原発事故の影響でしょうか、福島県では、チョウの
ヤマトシジミの羽や目に異常が生じている、との報告が琉球大学の
研究チームから発表されました。放射性物質の影響で遺伝子に傷が
付いたことが原因ではないかとのことです。この現象は次世代にも
引き継がれているようです。研究チームでは、影響の受けやすさは
種により異なるため、他の動物も調べる必要があり、人間は、
チョウとは全く別で、ずっと強い影響を受けているはずとのことです。
研究チームは昨年5月、福島県などの7市町でヤマトシジミの成虫
121匹を採集し、その内12%が、羽が小さかったり目が陥没していたり
したそうで、これらのチョウ同士を交配した2世代目の異常率は18%に
上昇し、成虫になる前に死ぬ例もあり、さらに異常のあったチョウのみを
選んで健康なチョウと交配して、3世代目を誕生させたところ、34%に
同様の異常が見られたそうです。ネット上には、ツバメ、サギ、
カタツムリ、ミミズなどの異常が確認されたとの記事が掲載されています。
詳しいことは、私どもの知識や能力では判断できませんが、2世代、
3世代、4世代目の人間への影響はないものでしょうか。
ではまた、広報担当サマンサでした。
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ヤマトシジミの心配事
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