IOC委員長は、サッカー韓国代表選手が行った、竹島のパフォーマンスに関し、
明確に政治的表現、と見なさなければならないとし、政治的表現を禁止する
IOCの規定は守られるべきだ、と強調した上で、この規定は選手も事前に
熟知しておくべきだったとし、例外を認め始めれば統制が難しくなる。世界
すべての人類の和合を目指すIOCとしてはやむを得ない事態であると述べました。
ただ、現時点で、サッカー韓国代表選手の銅メダルが剥奪されると話すべきでは
ないと強調し、国際サッカー連盟、FIFAが出す報告書の結果に基づいて
IOC規律委員会を開き、懲戒すべきかどうか程度を決めると述べたそうです。
サッカー韓国代表選手のパフォーマンスを政治的表現と見なすべきかどうか
という質問に対し、IOC委員長は、当然、政治的表現に該当するとし、
サッカー韓国代表選手は領土問題に関する見解を明らかにしたもので、これは
IOCとFIFAの規定に明確に背く、と答えたと報道されました。
これに関して、外交通商部はIOC規定で禁止している政治行為はデモと政治・
宗教・人種的宣伝に圧縮されるとし、サッカー韓国代表選手が掲げた、
独島はわが国の領土と書かれた紙は、世界の人が分かる英語ではなく韓国語で
書かれていた点を考慮すれば、この2つに値しないと判断した、と明らかに
しました。また、計画的な行動でなく、気分が良い状態で観客が持っていた
紙を受け取ったため、政治的な意図とは関係がないと述べたそうです。
ところで、日本のサッカー代表選手が、日本語で、竹島はわが国の領土と
書かれた紙をあの場で掲げた場合には、どうなるのか、またまた、難しい
問題になりますが考えておく必要があります。
ではまた、広報担当サマンサでした。
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