東京電力福島第1原発事故に伴い、除染事業で発生する汚染廃棄物などを
保管する中間貯蔵施設の具体的な立地候補地12ヶ所が国から地元自治体に
示されました。中間貯蔵施設は避けて通れない施設ですが、このまま、
廃棄物を分散しておくことは、市町村の復興の妨げになります。
今のところ、土地を提供します、と申しでている自治体はないようです。
このままでは、除染しても、放射性廃棄物の中間貯蔵施設がないため、
除染した場所に保管することになり、やがて、そのまま、軒先が、
最終処分場になる可能性がある、と警戒しています。
昨年から今年度にかけて、環境省や県レベルでの各種除染技術の試験が
行われましたが、完璧な除染技術はなかったようです。現在も除染技術の
募集をしていますが、募集していることが完璧な技術がなかったことの証明です。
私どもでは、キノコの菌を用いた放射性物質の減容化を提案しています。
放射性物質が減らないのであれば、一方の濃度を高くして、一方の濃度を
安全レベルまで低下させることができないかを検討しています。
軒先を終処分場しないために、皆さんの知恵を必要としています。
ではまた、広報担当サマンサでした。
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このままでは、軒先が最終処分場に
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