浅漬けによる病原性大腸菌O157の食中毒の続報です。調査結果を公表し、衛生管理体制の
不備が指摘され、塩素による殺菌の徹底を求め、再発防止に乗りだしているが、指摘した通り、
塩素の使用には加工業者らから、食味を損なう、などとの不満が出ているそうです。
保健所の調査では、病原性大腸菌O157の混入路は解明されなかったが、浅漬け白菜の
製造工程で、漬物に菌が付着したり、増殖したりする可能性はたくさんあったことが
明らかになっています。また、消毒液は、再現試験の結果、キャベツや白菜を同じ液で
繰り返し洗浄する間に濃度が薄まり、後半に洗った野菜ほど、残る菌数が多くなる傾向に
あることが判明しています。このため、北海道では塩素を使った殺菌を指導して行くそうですが、
漬物加工会社では、塩素に抵抗を持つ消費者もいるので、法律で義務化されなければ
使用しないとのことです。死亡者が8人もでている問題ですから、塩素による殺菌だけでなく、
他の殺菌方法も加えて検討をお願い致します。
ではまた、広報担当サマンサでした。
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やはり、塩素は不満
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