世界には、凄い生物がいます。鳥羽水族館でにいる、ダイオウグソクムシは2009年1月2日に
餌を食べてから3年11ヶ月間何も食べず絶食状態を続けているそうです。
図鑑でダイオウグソクムシを見たら、ダンゴムシやフナムシの仲間で、等脚目の中では
世界最大で、日本で最大のオオグソクムシが体長10㎝~15㎝に対し、ダイオウグソクムシは
20㎝~45㎝とのことです。生息地域はメキシコ湾や西大西洋周辺の200m~1000mの
海底で堆積するゴミや落ちてくる魚の死骸などを食べていて、海の掃除屋と呼ばれている
そうです。7対の脚、尾部に刺があり、固い甲は外敵から身を守るためのものと推測されて
います。ダイオウグソクムシは食べられるそうですが、とても美味しそうな姿ではありません。
ただ、これほど省エネで生息していることに興味があります。今後、宇宙旅行に行く場合、
ダイオウグソクムシが長いこと餌を食べなくても生息している、このメカニズムを研究する
ことで、宇宙旅行の食料問題は解決するかもしれません。餌を食べなくても良い理由や
酸素の取り入れはどうしているのか、酸素が必要なければ、どんな呼吸方法がなのか、
などなど、ダイオウグソクムシに聞いて見たいことがたくさんあります。
ではまた、広報担当サマンサでした。
追伸、ダイオウグソクムシと伊勢エビや越前ガニの姿を比べてみると美味しそうに
見えてくるのが不思議です。
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ダイオウグソクムシのこと
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