寒くなって、クマ出没の話題が減りました。無事、冬眠できたのでしょうか。
冬眠する動物の多くは、冬眠する前に体重の30~40%にあたる体脂肪を溜めてから
冬眠するそうです。冬眠中は、この脂肪をエネルギーにして、飲まず食わずの生活を
続けます。冬眠中は外気温に応じて体温を下げ、同時に呼吸数や心拍数も下げて、
エネルギー消費量を減らすことができるそうです。冬眠期間中、時々起きて体温を上げ、
排泄をして、また眠るといったことを繰り返しているそうです。冬眠前に十分、食物が
得られず、体脂肪を蓄積できないと、地上に出てきた直後の死亡率が高くなるそうです。
人間は冬眠をしませんが、この時期、越冬準備をします。今は食料が入手できないことは
ありませんが、11月、12月から来年の4月、5月までの食料を準備しました。
家族に合わせて米何十㎏、味噌、醤油に、各種漬け物や大根、ジャガイモ、牛蒡、ニンジン、
タマネギ、長ネギに豆などを新聞紙に包んで、室に入れて、藁や布団で覆って春までの
食料を貯蔵していました。最近まで人間も越冬準備をして冬を迎えましたが、今は、
昔のことになりました。
ではまた、広報担当サマンサでした。